シアトルに行ってきました。EBC編

2019年7月8日から一週間、AWSパートナーのためのExective Briefing Centerツアー(EBC)に参加してきました。

シアトル

Exective Briefing Center (EBC)とは、AWS社が世界中のAWSパートナー企業経営者、エンジニアと議論や情報交換を行い、お互いの協力関係・ビジネスを強化する場所です。
今回のツアーではEBCでの2日間のセッションを始め、Amazon本社、フルフィルメントセンター、the spheresなどをご案内いただき、多くの刺激をもらうことができました。
またシアトルの街自体がUber、JumpなどITを活用した先端サービスが当たり前に生活に溶け込んでいましたのでそれらも紹介したいと思います。

EBCで得たこと

EBCセッション

■AWSはどうやってサービスをリリースしているか
AWSは顧客主義を徹底している。そのためにサービス企画ではPR文の作成から入る。顧客に響くPR文になっているかを徹底的に議論しそれを実現するためにエンジニアリングを行う。(日本でよくいうマーケット・インの発想だと思いました。日本でも営業マンが夢を売ってくるのと同じとも)
役員会議でも黙々と赤ペンを入れるところから始まる。
担当者は企画から運用まで責任をもって推進する。
各チームはピザ二切れで賄える規模(2枚ピザ理論)になっている。
大きなサービスを役割分担するのではなく、小さなサービスに分解して運営まで責任をもたせるようにしている。
パワポ大嫌い。テキストベース。

■クラウド移行について
クラウド移行はまずはリフト&シフトから。その後クラウド最適化を図るのがベスト・プラクティス。
リフト&シフトで約20%コストダウン。最適化を進めるとトータル50%コストダウンも可能な事例がある。まずはそれを目指そう。80%コストダウンできたこともある。
コストだけでなく、ダウンタイムの縮小、メンテナンス性、可用性など多くの定量化できないメリットも多い。

■これからのSIerはどうすべきか
日本では技術的負債に80%のエンジニアが従事している。(アメリカも同様だが)この割合をクラウドなどのイノベーティブな仕事の割合が増えるように努力していかないといけない。
そのためにはどうするか。上記リフト&シフトを手始めに、クラウド最適化できるエンジニアを育てる。
プロジェクトの機能を分解しマイクロサービス化を推進する。
技術者をお客様に近づけ運営責任をもたせる。

企業タイプ別に沿った提案を心がける。
企業には3タイプある。
クラウドネイティブ ・・はじめからクラウドで設計されている会社
クラウド移行中   ・・クラウド移行を積極的に推進している会社
クラウド中立    ・・レガシー。クラウドにメリットがあれば移行
お客様はどのタイプかを見極めて適切な提案ができるようにならないと行けない。
シーズではどの会社様もいらっしゃるので、この違い強く意識して提案を心がけていかないといけない。

■パートナー企業の棲み分け
アメリカで起こっていることが2年後に日本にくる。
アメリカではパートナーの棲み分けは終わっている。作るか使うをはっきりさせよう。
EC2の話はもうない。データレイク、マネージド・サービス、サーバーレス 多い。
選択と集中をやる。AWSパートナーとしての棲み分け。シーズはどこにフォーカスすべきか。

■その他印象に残った話
AWSでは1時間のMTGはない。特にエンジニアに参加してもらう場合15分単位。
メインフレームのマイグレーションはサーバーレスにぴったり。JAVAでは厳しかったがサーバーレスの思想には合っている。40年の時間を超えて動き出した。

最後に

AWSはこれからのクラウドファーストの時代においてますます重要となり、むしろ当たり前のサービスになっていきますので、弊社もWeb開発会社としてさらに力を入れて取り組む予定です。
すでにクラウドネイティブの会社様も、これからクラウドを強化しようとされている会社様も、クラウドってなに?って会社様も弊社ではお力になれる提案をもっておりますのでお気軽にご相談ください。